第三章

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「あ………アキト、スゴい頭痛」


はとりの運転する車内、優花は後部座席に紫呉と座って絡んでいた


「またか?」

「ウン………ひどいの。
スゴい苦しんでる……

たっちゃん、代わってあげたい」


はとりの運転席に後ろからのしかかり、まるで甘えるように言う優花


「無茶だ。
きのう由希からもらったばかりだろう、体力もたないぞ」


「へいきだもん、
じゃぁきょうたっちゃん一緒に寝て?」

「…………」

「そしたらあたし平気だもん、アキトと代わる」

「まったく優花は相変わらず言い出したら聞かないなぁ」

紫呉はのんきにそう言うと、前のめりの優花の体をひょいと持ち上げてまた自分の脇においた


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