君の翼

(3/3)


「………」
私は君を捕らえた。

冷たく光の差さない地下の牢獄に、



「……これで、

君は私だけを見てくれるだろう?
私だけを愛してくれるだろう?」



君の翼は奪った。

もう君はどこにも行けないが、
私が一生愛してあげよう。





(僕の翼も、永久に失われたけれど

背中の痛みはかつても感じた
純粋を捨て高みに上る為の犠牲。

そう思えば耐えられる事が出来る。

そしてそれが意味の無い事である事も、
また私が良く知っている。)


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