酔いの悪戯

(1/3ページ)


「今帰ったぜ…」


「原田さん!…酔ってるんですか?」


鼻をつくような強い酒の匂いに思わず顔をしかめてしまった。


「あ〜?俺は酔ってねぇよ?」


ヘラヘラと笑い飛ばす原田の足元はフラフラとしておぼつかない。


「…とにかく、お部屋に戻りましょう?」


由美は原田に肩を貸し、原田の部屋へと連れて行くことにした。


原田さんてば…
こんなに酔い潰れて、何かあったの…?


ガラッと襖を開け、原田を床に座らせる。


「えっと…とりあえず、お水を淹れて来ますね?」


「………待てよ…」


グッと腕を掴まれ、グラリと身体が傾いた。


「きゃっ…!?」


トサ、と音が響き由美の上に原田が覆い被さる体制になる。


「は、原田さん…?」


声をかけてみるが、原田の表情は暗くて読み取れない…


「由美…好き、なんだよ…」


「…え?………っん」


小さく呟いたかと思うと、唇に柔らかい触感を感じた。


「んっ…!んぅ…」


無理に口をこじ開けられ、舌で口内を犯される。


抵抗しようともがくが手は原田によって床に押し付けられている。


「ふ…ぁ///、原田、さん…?」


ようやく唇を解放され、トロンとした目で原田を見つめる。


「好きなんだよ、お前のことが」


「好き…って、原田さん、が?」


「ああ…ずっと伝えたかった」


信じられない


だって、こんなの夢みたい


私も、ずっとお慕いしてたんですよ…?


「嬉しい、です…///」


前のページ次のページ

戻る





today 72 yesterday 196
total 356547

- noa -