愛の形
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「あっ…はぁっん…ァッん…」
もう朱色に染まった空。
外には部活から帰る生徒達。
「あははっ、そんなに声、出すと誰かに見つかっちゃうよ?」
そんな頃。
ある部室から甘い声―…
剣道部の部室では、淫らな水音と甘い声が響いていた。
「ぅあっ、沖田さぁんっ////」
「可愛いね由美ちゃん。そんな声でなかれるとっ…んっ!僕、困っちゃうなぁ。」
沖田は腰を突き上げながら笑う。由美は沖田を受け入れるように沖田の首に手を回した。
「んっ!沖田さんっ…!///」
「ねぇ…由美ちゃん、僕の事、好き?」
「はいっ…//!!すきで、すっ…ぅ」
生理的な涙がこぼれ落ちる由美の頬を沖田は舐めあげた。
「て、いうか由美ちゃん。今自分で腰振ってるんだよ?わかってる?」
由美は下に目をやるとたしかに由美自ら腰をふっていた。
「いやぁ//ぁ」
恥ずかしそうに顔を手で覆う由美に沖田はクスリと笑った。
「しょうがないか。淫乱な由美ちゃんだし…ね?」
沖田は根元まで由美の中に押し入れた。
「っああ!!!!」
「いい顔してるよ??由美…っ!!!」
そしてスピードもあげる。
「ァっ、ああっ!そう、じっ!!!!」
絶頂をむかえようとする由美に沖田は冷静な声で言う。
「駄目だよ。まだ我慢して。」
「もぅ…駄目なのぅっ……ぁあ…そうじっ!」
夕暮れにそまる茶色の髪。
一人の青年が10分前に通った道を戻っていた。
「やべ―!!袴忘れた!!!」
青年は急いで学校に戻り、部室の扉に手をかけようとしたところ…。
「なに、やってんだよ…」
中からきこえるのは由美の甘い声。
まるで色事をしているような…。
平助はそっと扉を開けると、そこには、由美と沖田が身体を重ねていた。
「…っ、何…やってんの。」
由美に好意を持っていた平助は動揺してうまく声がでない。