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「おうおう!!今日は俺の奢りだ!!呑め、呑め!!」


新八が顔を真っ赤にさせて、片手に酒をもち声高らかに叫んだ。


そのようすを平助と原田はお互いにこそこそと耳打ちした。



「おいおい、あの酒いくらだよ??」


「しらねぇよ!新八の野郎、絶対後で金足りなくなって俺に泣き付くに決まってるぜ…」





二人は嫌な予感にみまわれながら酒を口にするのであった。
















ところ変わって、新選組屯所。

由美は夕食の片付けが終わり、就寝の準備をしていた。

すると、廊下からドタドタと騒がしい足音。

由美は耳を澄ましていると…



「おーい!!いまかえったぞぉい!!」

「しんぱちぃ、のみすぎだぁぞおぉぅ!」

「さのがいうんじゃ、ねええ!!!」


と、いう原田と新八が酔っ払って大声をだしていた。
他の隊士の声もする。


「うわぁ、今日は一段と呑んできたんだなぁ…。」


由美は苦笑いをしながら、ある人の声が聞こえないことに気づいた。

「あれ?平助君も一緒にいったはずなのに…。」


あの元気な平助の声がしないので由美は首を傾げた。


「どうしたんだろう?」


そう由美が呟いた瞬間、由美の部屋の襖が勢いよく開いた。
そこに立っていたのは、茶色の長いかみを高い位置に束ねた…

「平助君…。」


平助はじっと由美を見て微動だにしない。

「どうし…っきゃあ!!」

平助はいきなり押し倒してきたのだ。由美のすぐ目の前に平助の顔。由美は慌ててどこうとするが、平助に押さえ付けられていて身体がびくとも動かない。

「へい、すけ…君…酔ってるの…?」

ほんのり香るお酒の匂い、平助の奇怪な行動はそれを物語っていた。


「酔ってなんか…ねぇよ。」


そういって顔を更に近づけて来る。

「やぁっ///平助、くんっ!!」


じたばたと抵抗してみるが、全く効かず、平助にそのまま唇を奪われた。


「む、んっぁ…はん、ぁ…ぁぅ」

絡みつく平助の舌からにげようとするが直ぐに捕まってしまう。長い口づけね後、平助が由美の上に乗ったまま上半身の着物を脱いだ。

そして平助は、由美の着物を乱暴に剥ぎ取ってしまう。


「やだっ!!止めて!!平助君!!!だれかぁ…っ!助けてっ」


由美は助けを求めるが反応はない。
平助はにやりとわらって、


「無駄だぜ?今はみんな酔っ払いの介抱にあたってて、こっちの屋敷にはこないから。」


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