壊してあげる

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私のものを壊したのなら、



貴方を壊してしまいましょう。






いいえ―…





壊してあげる












京の町外れに、南雲薫はいた。


そして、薫の後ろに忍び寄る一つの影。







そして薫の耳元に囁いた。





“さぁ、遊びましょう??”





その言葉を最後に薫は意識を手放した―……



「…ん…っあ…」


薫が目をさますと、そこはどこかの建物の中。


倉庫のくらいの狭い部屋で薫は外国からの渡来品であるベッドの上にいた。



「どこだよ…ここ」


薫が外にでようとベッドから離れようとすると。



「っ!?!?」


薫の手首、足首には簡単には外せないような鎖が巻き付いていた。



「くっ!!なんだよ!?」



必死に動かすが取れるはずもなく、ついに薫の手首から出血してしまった。



薫が諦めておとなしく誰かがくるのをまっていると、部屋の扉が開く音がする。




「起きたんだ。南雲、薫。」





入ってきたのは、女で薫は驚いた。


「なんで俺を…」


薫は憎しみをこめて女を睨みつけた。
女は薄く笑って、唇を動かした。



「そんな恐い顔しないでよ。同じ鬼同士、仲良くしましょう?」


「鬼…だと??」




「そうよ?私は未来からきた貴方と同じ鬼なの。」



「み、らい…」


半信半疑の薫に由美は薫に近づき、薫の唇に噛み付いた。


「っぁ!!!」


由美がはなすと、薫の唇から出た血をもう一度舐めとった。


「この血が私にも流れてるの」



そういう由美は狂っている。
そして、きっと俺も躍らされるんだ。




薫にはそう感じた―…










「っあ…!んぁ!!…」


薫は、裸にされ遊ばれていた。


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