愛情表現
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「おい、早く来い。」
「待ってよ……」
あー………何で、私の彼氏はこうなんだろう……ι
まさか、こんな人だとは思わなかった……
「たくっ。もたもたすんな。」
「誰のせいだと思ってんのよっ!!」
優花は、腰を摩りながらゆっくり彼氏である跡部の後ろに付いていく。
「俺様のせいだって言うのかよ?」
「そうよ……毎日毎日……私のこと、本気で愛してんの?」
優花は、跡部を睨み付けた。
「愛してるぜ。だから、あれは俺様の愛情表現だ。」
こんなことを言われたら、返す言葉はない。
「今日も、ちゃんと愛してやるからな。」
「っ///!!」
跡部は、妖しく笑い優花の耳元でそう囁いた。
その日の夜――
跡部邸――
「ほら、脱げよ。」
優花は、跡部の部屋で跡部にそう指示された。
「今日は、ヤんないっ!!」
「何!?」
いつもはすんなり言うことを聞く優花が今日は、跡部の指示に反発し跡部は、そのことに驚いた。
「俺様の愛が欲しくねぇのか?アーン?」
「いらないもん。」
優花は、そう言いソファに座る。