俺は君を所有する

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立海男子テニス部――

今は、部活の真っ最中。
それぞれ、練習に励んでいた。

「……………。」

優花は、男子テニス部の美人マネージャー。
記録をしながら、みんなの様子を見てる。
だが、優花は一人の人物を見ていた。

幸村精市。

この立海男子テニス部の部長で、優花の幼なじみ。

「優花せんぱい♪」

「きゃ!!あっ赤也くんι何?」

優花が幸村を見ていると、突然切原が優花に抱き着いた。

「また、幸村部長を見てたんスか?」

「ちっ違うよι」

「いい加減、諦めりゃいいのに。幸村部長、かなり遊んでるし、優花先輩のこと見てないじゃないっスか。」

「………わかってる。けど………」

優花は、また遠くに居る幸村を見つめた。



















わかってる……。
精市が私を見てないことなんか、わかってる。
でも、どんなに忘れようとしても、自然と目で追ってる。

いつから、貴方は私を見てくれなくなっちゃったの…………?


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