快楽遊戯

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『はーい、どなたですか?って幸村くんでしたか』

「フフ、暇だから来ちゃった」

『そうなんですか、それで後ろの人は』

理奈が聞くと後ろからひょこ、と顔を出したのは茶髪に中性的な顔立ちで人の良さそうな瞳をした少年だった。

「こっちは不二、青学なんだけど同じ部屋だから連れてきちゃった」

「不二周助です、よろしくね」

『あ、こちらこそよろしくです』

慌てて挨拶を返すと不二くんはふふっと笑った。私の脳内では?マークが浮かぶ。

―なんで笑われたんだろう、何か私変な事言ったかな。

「暇で仕方なかったんだ、俺達と楽しい事しようよ」

『楽しい事…?』

「そう、3人で楽しくなれる様な事」

幸村と不二は同時に理奈の顔をじっと見つめながら微笑む。その顔は何かを企む様な不思議な笑みでどこか妖しく。

『じ、じゃあ何します?』

「男女3人でする事と言えば決まってるよね、セックスだよセックス」

『えっ』

幸村のその言葉を聞いた瞬間に驚いた理奈は扉を開けて逃げようとしたが、鍵がかかっていて逃げられなかった。

「鍵はさっきかけたから逃げる事は出来ないよ、ごめんね?」

「さすが、用意が良いね不二」

ごめん等とはみじんも思っていないだろう不二と素直に行動を褒める幸村。

理奈はその様子を半ば震えながら見ていた。これからされる事の恐怖と僅かな好奇心が心を支配する。

「そういう顔見るととことんいじめたくなっちゃうな…フフ」

「僕もだよ、気が合うね」

『こ、こんな事止めましょう?私なんかを襲ってもなにも面白くな…っ!?』

「そんなの襲ってみないと分からないよ。うるさくされても困るし大人しくなるまで口塞がせてもらうから」

目は冷たく、口元に微笑みをたたえながらベッドサイドにあったタオルで理奈の口を塞ぐ。

『んっ、んんっ』

「はは、幸村ってば少し鬼畜すぎるんじゃない?」

「えー…これくらいした方が面白いだろ?」

「まぁ、確かにそれは僕も思うよ」

理奈のもがく姿を横目に見ながら二人は会話を続ける。

『んぅ、んんっ』

「何、早く触って欲しいの?もう…仕方ないなぁ」

「ふふ…可愛いね」

不二は頬を指先でなぞりながらそこに口付ける。


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