調教してあげようかな
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襖に理奈を押し付けて、その顔の左右には僕の両手がつかれている。
『ど、どいてください…』
「どうして?」
『邪魔…だ、から』
仕事が残っていて、今も皆頑張っている…多分、彼女はそういう事とかにも罪悪感も感じているんだろう。
僕を真剣に見据える事からそう感じた。
僕は近くにあった布を掴んで彼女の瞳の近くへ持っていくとそのまま覆い、視界を遮ってしまった。
そして視界が見えない事を良い事に、手首と足首も強めに縛ってしまう。
『お、沖田さんっ…いい加減にしないと怒りますよ…うむっ』
必死に抵抗しようとする彼女が面白くて、最初に目についた鼻を摘まんでしまう。
すると鼻呼吸が出来なくなり強制的に口呼吸をする事になる。
慣れない様子で口呼吸する理奈が可愛くて、口をもう片方の手で覆ってしまった。
また精一杯抵抗しようとするけど、手足の拘束が枷となり、それを許さない。
…限界が訪れたのか、泣きそうになりながら頭を振る。
流石に心配になって、口からは手を外してあげた。
鼻からもゆっくり手を離すと、目隠ししていた布を外す。
けれど、手首と足首は未だに布で強めに縛られている。
外してあげるつもりは…ない。
「可愛いね…今の君、凄く扇情的でいいよ」
『っ、沖田さん…Sですね』
「そうかな?」
『ちなみに、私はMじゃないんですけど』
縛られている手首と僕を交互に睨み付ける。
けど、今はそれさえも僕を煽る要素でしかない。
「君も強気な方だしね…あまり従順じゃなさそうだし」
『従順って…私は貴方の犬じゃないんです、けど』
「うん、だから調教してあげようかな、って…ね?」
『ね?じゃありません!それに調教って…早く外して下さい!』
「ふーん…そっか」
僕が諦めたと思ったのか、安堵のため息を漏らしたのもつかの間、彼女に近付くと着ている着物をはだけさせて鎖骨に軽く口付ける。
驚きながらも声が出そうなのを我慢しようと顔を歪める理奈。
先程まで軽く唇が触れる程度だったけど、強めに吸い付く。
『っ、痛っ…な、何ですかっ』
「僕のモノっていう証だよ」
『ちょ…やっ、何、して…っ』
肌蹴た着物の隙間から手を入れると胸へ辿り着き強弱をつけながらやわやわと揉み拉き、たまに首筋を舐め上げる。