ドライブの帰り道
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ドライブをして、食事をした帰り、車を運転中に助手席にいる理奈の視線を感じる。
独歩は、ジーと見られているのが何だが恥ずかしくて、口を開いた。
「俺の顔に何かついてる?」
『え?あっ…ごめんなさい…』
真っ赤な顔でうつむく理奈の頭をポンポンと叩く。
「あやまらなくてもいいのに…」
『あ、でも、あの、その…横顔が…』
「ん?」
『か、かっこよくて…見とれちゃって…』
独歩はそう言われて、顔が熱くなった。
しばらく沈黙の後、赤信号で止まったすきに理奈の手に自分の手を重ねる。
上を向いた理奈の唇にチュッとキスをする。
理奈が真っ赤な顔で独歩のことをジーと見つめてきた。
後ろの車のクラクションで信号が青になったと気づくと慌てて車を走らせる。
『ねぇ…』
「何?」
『もう少し、一緒にいたいな…ダメ?』
「ダメじゃないよ。じゃあ、少し遠回りして帰ろうか…」
『うん…』
家には向かわず、高台にある大きな公園までやってきた。
夜ということもあって駐車場には車は止まっておらず人気もない。
理奈を抱きしめると、理奈が首に手を回してくる。
『好き…』
「俺も理奈が好きだよ…」
見つめあうと、どちからかともなく顔を近づけキスをする。
夢中になってお互いの唇を求め合う。
『んっ…はぁ…』
深く激しくなるキスに独歩の下半身は熱くなる。
理奈の手が独歩のモノをズボンの上からそっと撫でる。
独歩のカラダはビクッと反応する。
『おっきくなってる…』
「理奈がかわいいから…」
独歩がそういうと、理奈はいつもとは違った色っぽい瞳で見つめる。
「ここでシテもいい?」
コクンとうなづく理奈にチュッとキスをした。