お前はオレの快楽人形

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「ただいま、裕太」

カチリと壁際の電灯を燈せば、暗闇に仄かな光が生まれた。

コートを脱ぎ捨てながら、部屋の中央に位置する高貴なベッドに近付く。

美しいシルクに散らばる紅。想わず口許が弛んだ。

「イイ仔にしてたか?」

そう問えば、裕太は瞳を煌めかせ抱き付いてきた。

ジャラリ。その反動で細い四肢を戒める鎖が音を立てる。

「逢いたかった……っ」

「あぁ。オレもだよ」

首に絡み付いてくる腕の重さを心地好く感じながら、薄い唇にキスをした。

「イイ仔に、してたから…ぁっ、早く…ぅぅっ」

「分かったから、脚開いて」

白い頬を淡く染めながら言われた通り脚を開く。

細く長い太腿と臀部の間にある蕾。そこはグロテスクなバイブを咥えて淫猥に拡がっていた。

ずちゅっと音を立てながらバイブを抜き挿しする。長時間に渡る攻め苦により、裕太の躰は既に限界だった。

その証拠に紐で戒められた若い雄は真っ赤に腫れ上がりビクビクと痙攣している。

「イキたい?」

射精を促すように健次は意地悪く震えるペニスを擦ってやった。

「ぁあんっ、イ、キた…いです…っぁあ」

放出できない精液が睾丸内で暴れ廻っているのであろう。裕太は苦しみに顔を歪め嬌声を洩らした。

その顔は恍惚としていて酷く煽情的なモノだった。

「イキたいなら、ちゃんとお願いして」

「ひぁぁぁ…っ、んぅぅ!」

パンパンに腫れ上がった根本をギュッと握り締められ痛みが走る。

しかし開発された躰にとってソレはただの快感要素に過ぎなくて。性器を痛め付けられる度にゾクゾクと全身粟立った。

「ほら、早く」

「ひゃぁぁ……ッッ」

ダラダラと淫液を零し続ける鈴口に爪を立て、より一層射精感を煽る。陰茎は先刻からの刺激で此迄にない程肥大し痙攣した。

このままでは生殖機能が陥落してしまうだろう……。

そんな激しい危惧に襲われた。

「ぁああっ、淫、乱な俺を…イ、カせて下さ…ひぅぅっ…お、ちんちん…から、せーえきっ…出させて…ぇぇっ!!」

「上出来」

その懇願に満足そうに顔を綻ばせると、健次は根本を戒めていた紐を引き千切った。

「っぁ、ひゃァァァ……ッッ!!」

べちゃべちゃと卑猥な音を立て、解放されたペニスから大量の精液が放たれる。

長時間拒まれていた精液は止まる事を知らず、壊れた間欠泉のように勢いを失わなかった。

脳髄の範疇を凌駕する快感に耐えられず、裕太は垂涎しながら意識を失った。

パンーーッ

青臭い匂いと澱んだ空気が漂う室内に乾いた音が谺する。

「まだまだ始まったばかりだろ?」

失神した裕太の頬を打ち意識を覚醒させた健次は、笑みを浮かべた。


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