放課後の保健室

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「イテテテ…」

放課後の誰も居ない廊下を歩く。

少年の名前は裕太。

容姿端麗、頭脳明晰、序でに明るく人懐っこい性格から、この学園一のアイドルと云われている。もちろん本人は知らないが。

放課後、仲間とサッカーをしていた時のコト。後輩が放ったボールが、ちょうど余所見をしていた裕太の頭に命中。その衝撃でずっこけた裕太は、アゴを少し擦りむいてしまったのだ。

と云う訳で、今保健室に向かっている。

コンコン……

「失礼しま―す」

ガラッと扉を開けて保健室に入ったが、そこは真っ暗で。

「健次せんせ―?」

首を傾げつつ歩を進めると……

「うぎゃっっ!!?」

突然、後ろから抱きしめられた。同時にパチンと電気がつく。

「も〜っ!ビックリした!!」

裕太は微笑みながら、後ろから抱きしめてくる人物に瞳を向けた。

「会いたかったよ〜っ」

そこには、少し癖のある黒髪にキレ長の瞳、浅黒い肌をした長身の男がいた。
彼こそがこの学園の保健医、健次。

「離れてよ」

「あぁ、ごめん」

微笑しながら裕太を解放した健次だが……

「…っ!!その怪我どうした!!!??」

怪我を見るなり蒼白になった。

「サッカーしてて…」

二人は恋人同士。関係は極秘。一応先生と生徒と云う立場だし、学園に知られてしまったら後々面倒なコトになるのは明白だからだ。

「待ってろ、今手当てするからな」

椅子に座らせると、テキパキと処置を行う。

「ほら、終わったぞ」

最後に少し大きめの絆創膏を貼って、傷の処置が終わった。

「ありがとさ!」

「よかった、深い傷じゃなくて…」

安心したようにラビの細い躰を抱きしめ、頬に軽くキスをする。

「んっ、ちょっと…っ」

シャツの上から胸の突起を弄くられ、裕太は小さく声を上げた。

「どこ…触って…んぁッ」

「こっちも消毒してあげる」

そう言って、シャツを捲り上げ直に乳首を愛撫し始めた。


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