君の虜

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病院の屋上――

立海メンバーたちは、幸村のお見舞いに来て、屋上で話をしていた。

「幸村、俺たちはこれで帰る。」

「ああ。」

真田がそう言い、メンバーたちは屋上を後にする。

「いつも、お友達がお見舞いに来てくれていいですね。」

「君は?」

真田たちが帰ると、幸村に少女が話し掛けてきた。

「急にごめんなさい。私もここに入院しているんです。優花といいます。」

少女は、笑顔で幸村に挨拶する。

「あっああ。俺は、幸村精市。よろしく。」

「優花ちゃん、そろそろ病室にもどろうか?」

「はい。じゃあ、また。」

優花は、看護士と病室に戻って行った。

「……………。」

幸村は、この時から優花のことを気にしだした。


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