彼氏は兄貴!?

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優花の家は、10年前に父親が事故死してそれから、母子家庭。

「優花、今日早く帰って来れる?」

朝、母親がそう尋ねた。

「うーん……今日、部活あるから……出来るだけ早く帰って来るけど……何かあるの?」

「会って欲しい人が居るの。」

母親は、少しはにかみながらそう言った。
そんな母親の態度で、優花はピンときた。

「……そう。」

「じゃあ、終わったらここに来て。」

「わかった。じゃあ、行ってきます。」

優花は、母親に小さなメモを貰うと学校へと向かった。


氷帝学園──

「会って欲しい人か……」

「優花、おはよう。」

「長太郎。おはよう。」

優花に声を掛けた彼は、優花の彼氏。

「どうしたの?元気ないね?」

「そっそう?ほらっ早く行こ!!」

「うっうん。」

優花は、鳳の手を掴み教室に向かった


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