胸をまさぐられて


男はキスをやめずに、美幸の服を捲り上げる。冷房の効いた冷たい空気をお腹に感じた直後、胸に解放感を覚えた。下着がはずされたのだ。

「美幸、綺麗だよ。綺麗な身体。俺のものだね……」

(あぁ、だめ、やだ……見ないで……)

美幸の願いは叶わず、男は美幸の身体を舐めるように見つめながら恍惚とした声でそういった。

「あぁ、顔が真っ赤じゃないか……恥ずかしいんだね? 可愛いなぁ」
「見ないで……」

美幸は顔に血が昇るのを感じた。恥ずかしさとこれからの恐怖で今にも泣きそうな表情だ。

「あぁ、不安そうな顔。そんな表情も好きだよ」

男はそう言うと美幸の身体にキスを落とし始めた。くすぐったいような感覚にピクリと体を震わせてしまう。

お臍の辺りを執拗にキスし、舐めながら、男は美幸の胸をまさぐりはじめた。

優しく下胸を撫でてみたり、持ち上げるようにしたり、時には強く揉んでみたり、男の手の中で、美幸の胸は遊ばれ続ける。

「……ん……んぅ……」

舌での愛撫も合間って、熱っぽい吐息が漏れてしまう。

「美幸、すごい色っぽいよ。もっと乱れて」
「……やだ……んん」

胸を揉まれ、触られてもいない先端がかたくなるのをかんじた。

「あぁ、まだ触ってないのに、こんなにかたくしちゃって」

男はまじまじと膨れ上がった先端を見つめる。

(やだ、見ないで……)

そう言うと男は胸の先端をペロリと舐めた。

「ぁ……んん!」
「いい声だ。もっと聞かせて……?」

「や、だぁ、んん、やめてぇ……!」

ビリビリとした甘い刺激に舐められる度に声が漏れてしまう。

(やだ、やだ、感じたくない……! 知らない人にこんな人に、やだよ……)

美幸はなんとか声を堪えようとした。

「あれ、なんか、我慢してる? 我慢する美幸もかわいい。けど……」
「ぁッ、んんぅ……!」

右胸を舐めながら左の乳首をキュッと摘ままれた。美幸の抵抗は虚しく、熱っぽい声が漏れてしまう。

「ねぇ、美幸……気持ちいい?」

男も興奮した声で尋ねる。

「気持ちくな……いぃぁん!」

美幸はされるがままに感じるしかなかった。



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